院長挨拶

院長 - 安東 大器

こんにちは、安東ファミリー歯科理事長・院長の安東大器です。

昭和53年に岩国で生まれ、室の木幼稚園、麻里布小学校、修道中・高等学校から大阪歯科大学・同大学院歯科麻酔学科を卒業し、京都、大阪、神戸、沖縄など20年近く様々な場所で臨床経験を積み2022年の春に地元岩国に帰ってきて父の後を継ぎました。

私は当院に来ていただいた全ての患者さまのご要望におこたえし、可能な限り適切な治療を行っていくことを常に心掛けて日々の診療を行っております。一般歯科から予防、小児、審美、インプラント、有病者歯科診療、訪問診療など、様々な患者様のニーズにお応えできるように歯科医療態勢を整えております。

また、当院の一番の特色であるリラックス外来(静脈内鎮静法・笑気吸入鎮静法)、日帰り全身麻酔下歯科治療外来を実施している医院は日本全国でもあまりなく、そういった歯科診療を必要とされている患者さまの拠りどころになることが、当院の使命であり喜びであります。

これからも当院に来院していただける全ての皆様のお口の健康を守り良くしていくため、安東ファミリー歯科のスタッフ一同は一丸になって質の高い歯科治療を提供してまいります。

歯科麻酔について

歯科医院に行って、歯の治療を受けることが楽しくて楽しくて仕方がないという人はいるでしょうか?

院内の独特な雰囲気やにおい、歯を削る器具の音などを感じると、どうして緊張をして二の足を踏んでしまう方が大半ではないでしょうか?

私は歯科医師になることを決めて目指し始めてから、患者様にとって楽な治療、歯科医院に行くことがストレスでなくなる方法を探して大学の歯科麻酔科の門をたたきました。

そこでは、通常の歯科治療に対して大変な恐怖心があり、歯を削るどころかお掃除の器具を使うこともできない方がいたり、えずき(嘔吐反射)が強く、歯を診るためのミラーを入れるだけでもえずいてしまい歯科治療ができない方、なんらかの障がい(精神遅滞や自閉症スペクトラム、脳性麻痺など)があり、治療に対して十分な協力が得られない方がいたりと、様々な理由で各地の歯科医院の先生たちから送られてきた患者さまが毎日たくさん来院されていました。

私は衝撃を受けると同時に、そのような方々を点滴でリラックスしてもらったり、全身麻酔で完全に眠ってもらい治療をしている先生方を見て、こんな素晴らしい可能性を持った診療方法があるのか!と、とても大きな感銘を覚えました。

そこから先は、毎日試行錯誤しながら研鑽の日々を過ごして臨床を重ね、4年後に歯科麻酔認定医試験に合格して念願の歯科麻酔認定医になることができました。

その後は素晴らしい先生との出会いがあり、主に歯科麻酔学会理事の先生に師事しながら全国有数の障がい者センターや大都市の市立病院歯科口腔外科で10年ほど臨床経験を積み、ここ岩国市の実家である安東第二歯科医院に戻って参りました。

これまで私に関わってくださった歯科界の皆様とのかけがえのない貴重で希有な経験を、ここ岩国の地でひとりひとりの患者さまに活かせるように、誠心誠意努力していく所存です。